市政の動き−政策・見解

【16.06.09】国民健康保険の「広域化問題」が大きな課題に

国民健康保険の「広域化問題」が大きな課題に

国民健康保険の広域化(国保広域化)が大きな課題の一つとなっています。今、県・市町はこの国保広域化へむけて大変な駆け足で、制度を決めていこうとしています。
この1年でその枠組みを確定し、2018年4月からは新しい保険制度としてスタートすることになりますが、その内容はほとんど誰にも知らされずに決められようとしています。
今でも高すぎて払えない保険税がさらに引き上げられ、滞納への容赦ない取り立てが横行すれば、皆保険制度の空洞化・社会保障の解体へとつながる危険があります。
もともと厚労省の国保都道府県化では、国保の構造的な問題が指摘され、「保険料(税)負担が高い」という認識が示されていました。ところが今回の広域化ではその点がすっぽりと抜け落ちています。保険税負担の軽減をめざさない国保広域化は、被保険者にさらに負担を重くかけていくことは明らかです。市民の健康を守るうえで、「社会保険」として適切な負担はどの程度なのか、そもそもの考え方が正される必要があります。統一した保険税負担になるのか、一般会計からの繰り入れなどの課題もどうなるのかといった問題があります。
そして、そもそもこうした動きが情報公開されていない、知らされていないという問題があります。今のまますすめば、国の枠組みそのままの最悪の保険制度になります。きちんと情報を公開させ、意見を言える仕組みを作ることが必要です。
 

保険者支援金1700億円も焦点に

国保広域化へむけて、2015年度1700億円が国から支援金として拠出されました。2015年度の予算審議で松阪市の場合は1億円程度の収入が見込まれるという論議がありました。保険税の軽減に生かすことも課題となります。

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